文具メーカーとして、私たちはユーザーの皆さんが文房具やハイタイドの商品をどのように活用されているかにとても興味があります。連載「WORKING HANDS」では、“仕事“やその先の現場にフォーカス。HIGHTIDEと縁のある方々の文房具に対するこだわりや使い方について紹介していきます。
第11回目となる今回は、LAを拠点に活動するグラフィックデザイナー、Neil Doshi(ニール・ドシ)にGlassel Park地区にある彼のスタジオを訪れてお話を伺いました。

ーHIGHTIDEの商品をどのように使っていますか?
〈Carlo〉の時計は最近使い始めました。常に時間を気にしたくはないのですが、時間を守ることは大切にしています。音が静かで、針の形と色が良く、素晴らしい卓上の時計です。音が静かで、針の形と色が気に入っています。視界には入らなくても、目の届く場所に置いて時間を確認できるようにしています。


普段見慣れたものが少し大げさにデザインされているアイテムに弱いんです。だからこの大きくてカラフルなONI!!CLIPがとても気に入っています。ブローチとしてつけてみたいくらいです。
同じような感覚で、PASTAの太くて炭のような書き味も気に入っています。これを使って絵を描いたり、手紙を書いたりするのが楽しみです。

ー現代のテクノロジー社会において、自分の手でものを作るということは、あなたにとってどんな意味がありますか?
毎週の始めに、その週の計画や日々のタスクやメモなどを手書きする習慣があります。レターサイズの紙を半分に折って、両面に4つのスペースを作ります。それを常にデスクの上に置いて、ちらっと見たり、ぼんやりと落書きしたりしています。一日の始まりに物事を書き留める時間を取り、余白に絵を描き、週末にはそれを丸めて捨てる、その一連の流れにとても満足感があります。


ー鉛筆とシャープペン、どちらを使いますか?
両方!シャープペンは、0.7mmの太めのものが好みです。日常的に普通の鉛筆はあまり使いませんが、良質なカーペンターペンシルは気に入っています。


ーペンケースの中には何が入っていますか?またどのようにペンを持ち運んでいますか?
HIGHTIDEのペントレイをデスクに置いて、なくしたくないペンを入れています。これは大体手の届く場所に置いています。トレイには、ブラシペンやフェルトペン、小さなスチール定規、ダーマトグラフが入っています。その他のものは、ポケットから飛び出したり、鞄の中で転がったりして、いつの間にかどこかへ消えていってしまいます。

ー1番好きな文房具は何ですか?
今のお気に入りは、レターサイズの再生新聞紙の大きな束です。気軽に使えるのに、柔らかくて贅沢な感じがします。メモを書いたり、時には絵を描いたりするのに使っています。

Neil Doshi(ニール・ドシ)
LAを拠点に活動するグラフィックデザイナー。
http://doshineil.com/